腹を括るということ




久々に海岸沿いを走った。

体脂肪を落としたかった。

たかだか10km超の道のり。

でもその中で僕は思いの外、大いなる気づきをえた。

それは「腹を括る」ということについて腑に落ちた瞬間である。

走って疲れて転んで

海岸沿いやビーチを走る。

海風が心地よい。

クラシックロックを聴きながら。

ふと横を見ると海。

火照った体を汗が伝わる。

聞こえは最高だ。

実際は真昼時の30度に迫ろうかという炎天下。

最近は筋トレばかりしていて有酸素運動をしていなかった僕は息も絶え絶えだった。

「もう引き返そう」「疲れた」「足が痛い」「背中が痛い」「肩が重い」「呼吸が苦しい」

どれも事実で、体の各部位はそれぞれに色々と訴えていた。

向き合いながらもとりあえず前に進む。

しんどいけど進むしかねぇ!なんて別にそんな進む理由もないのだけれど。

目標地点にたどり着き、折り返すときにはかなりバテていて休憩をした。

帰りは歩こう、マジあかん。そう思った。

途中まで歩いた。だけどまた走った。キツい。

心はわりと折れかけていて、あるとき転んだ。

よろめいて壁にズリっと肘を擦り、ガサガサのかさぶたになるであろう傷ができた。

マジで結構疲れてたんだな、俺。

それでも走った

でも最後まで足は止めずに走りきった。

それは腹を括ったからだった。

「痛みや傷をも抱えて目的地まで辿り着くこと」

これかー。と走ってる最中に腑に落ちる瞬間があったからだ。

今までずっと抱えていた違和感。

体の凝りや不調。

今まではこいつらをどうにかしてからじゃなきゃ前に進めないと思っていた。

だけど、

なんだ、俺が憧れたのはこいつらも引き連れて一緒に何かを達成することか。

悟空とかも重りつけて修行するし、この方が強くなれそう。

鎧を纏ったまま素早く動ける騎士の方がいいな。

そう思ってしまって、とりあえず腹を括った。

傷を負って、ボロボロのはずなのに立ち上がる主人公たちを思い出していた。

何があっても目的から、大切なものから目を背けない心。

ただの趣味のジョギングでだけどね。

結果、疲れたけどやりきった感覚は凄かった。

なんか他のことでもそれくらい格好良く生きたい。

その後、素潜りしに行った俺、お疲れ様。

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