言葉を哲学する。言葉にできないこと。言葉よりも大切なもの。もし言葉が無かったら?




はじめに言葉ありき。
言葉は神とともにあり。
言葉は神なり。
よろずのもの、これによりて成る。

 

ー『新約聖書』-ヨハネによる福音書

Man, Woman, Question Mark, Problems, Clouds

今回のテーマは「言葉」です。

言葉ってそもそも何でしょう。

このブログを構成しているのも言葉。

頭の中に浮かぶ意識も言葉に規定されている部分は大きいと思います。

でも「言葉」は人が生み出した道具で、記号です。

言ってしまえば虚構。

でも虚構こそが人を動かし、進化させてきました。

そして言葉こそ、さらなる虚構を生み出し伝える最強の手段。

あらゆる物語、書物、名言は言葉によって生まれています。

言葉ってすげえぜ。

僕は本とか大好きすぎて、ブログも本も言葉だより。

言葉大好きといえますね。その根本を今日は深堀していきます!!

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まず「言葉」って何?

言葉とは何でしょう。

まあさっき言っちゃったんですが…

言ってしまうと言葉は単なる記号です。

人間が暮らしやすいように生み出した道具の一種。

その最高峰と言えるんじゃないでしょうか。

辞書的には

「意味を表すため、口で言ったり字に書いたりしたもの。」

他人とのコミュニケーションのために物事に共通の、

普遍的な「意味」を与える役割を持っているということです。

万物は流転し、本来は全く同一なものなんて存在しません。

それは自分という存在にも言えるので、アイデンティティとかで悩む必要ってないんじゃないかとも思っていますがそれはまた別の話。

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そんな諸行無常な世の中で、同一なものなんて存在しないはずの世界で、

言葉はある種の固定された共通概念を生み出し、共通認識を創り出すことができます。

それによってお互いの意見や思いを伝えたり、自分の意識の内に思考の階段を構築すること(深く思考すること)が可能になります。

こうやって考えて伝えて、発展させていく、人間の進化に必要不可欠な道具と言えるでしょう!多分!

もし言葉がなかったとしたら?

ではもし言葉がなかったとしたらどうなるでしょう。

想像することすら難しいですね。

いかんせん考えるにも言葉を伴う場合が多いので…

でもまあ意外に簡単で、犬とかを想像するとわかりやすいかもしれません。

もちろん犬だって意思疎通はできるし、人間にはわからないコミュニケーション手段はあります。

でも人間のように何かに意味を与えるようなことは、できませんし、何かを新たに生み出すことはできません。

あくまで環境適応的に形作られた意思伝達でしかないはずです。

もし人間が「言葉」という道具を発明していなかったとしたら、

理性も存在していないんじゃないでしょうか。

そしてそれはもはや人間とは呼べないのではないでしょうか。

少なくともホモ・サピエンスではないとは思います。

学術的にどうなのかは知りませんけど(笑)

言葉の曖昧性と言葉より大切なもの

でもそんな人間の進化に大きく貢献した「言葉」も万能なのかというとそんなことはありません。

それはそもそもが虚構であり記号だからです。

そして大体の人がそれを忘れている。

自分が色づけした言葉なのに普遍的なもの、人に伝わるものとして使っています。

妄信してしまう。言葉にとらわれて、目的や本質から逸れしまう。

言葉は本来的に虚構だからこそ、受け取る相手の受け取り方によってすべてが決まります。ハラスメントなんかでよく言われることですが…

だから誰にでも刺さる言葉なんて存在しないと思います。

受け取る人の人生という文脈によって言葉の持つ意味合いは変わってしまうのですから。

でもそうとは知らないと「言葉」には強く固定する作用もあります。

聖書の文章に固執したり、法律や契約書の文面しか見ない。

本質的には、そんなことで対立したって前には進まないと思うのですが…

言葉は強力な道具だからこそ、使う人によって人を傷つける武器にもなるし、人を喜ばせる癒しにもなります。

一言一言を大切にしていきたいですね。

そして、言葉よりも大切なのは実際の現象です。

それはあなたの感じた感情もそう。

まとめ

ー今回のハイライトー

・言葉は単なる記号で人間が暮らしやすいように生み出した道具の一種。

・言葉は諸行無常な世の中で、同一なものなんて存在しないはずの世界で、ある種の固定された共通概念を生み出し、共通認識を創り出すことができる。

 ・言葉の意味は受け取る人の人生という文脈によって変わってしまう。

 ・言葉は強力な道具だからこそ、毒にも薬にもなりうる。

というわけで今回は言葉について考えてみました。

言葉一つでとんでもないことにもなる場合もあるわけで…

改めて意識したいですね。

最後まで読んでいただいた方、誠にありがとうございました!

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